Time slot: 09:20 - 09:40
著者 | 西村歩(株式会社MIMIGURI,東京大学大学院情報学環) 安斎勇樹(株式会社MIMIGURI,東京大学大学院情報学環) 和泉裕之(株式会社MIMIGURI) 東南裕美(株式会社MIMIGURI,立教大学大学院経営学研究科) | 発表者 | 西村歩 | 概要 | デザイナーやエンジニアなどの実践者にとって、自らの実践を論文に記述し、学会発表を行うことには高い壁が存在する。なぜなら実践者はあくまで実践を行い、成果を上げることが通常業務であり、論文を執筆することは業務には含まれえないからだ。そこでMIMIGURIでは社内の実践者のうち学術研究への参加に関心のある社員に向け、実践者が日頃行っている実践を分析し、研究論文にとりまとめ、発表するまでを支援する『実践の研究論文化ハンドブック』を制作した。本論文ではハンドブックの制作過程を記述した上で、ハンドブックを制作することで新たに浮上した課題についても抽出する。また「実践者による研究」が活性化するために考慮すべき論点を抽出して問題提起を行う。 |
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